こんにちは、西じぃです。リデザイン・ファイル〜想い出のタンス編です。10月は、鹿児島〜大分〜広島〜石川〜長野と長期間の出張となり、工房の方に居る時間が少なく、このマルチボックスの進捗も下記のような状況となっております。
ご依頼主様との打合せにおいて、現状の図面のトップボードの立て掛けの位置が、マルチボックスを壁に寄せて置いている場合、どうなるのかな?ということで、検討をしました。
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解決方法としては…
① 足元にキャスターを付けて、トップボードを立て掛ける際には、マルチボックス自体を少し前に動かして、壁から離して対応する。この形であれば、トレーボックスのスペースを十分に確保できます。使い終わって、トップボードの蓋を閉めたら、マルチボックス自体を動かし、壁に寄せて納める。場所的に問題がなければ、この案でも良いかもしれません。
② トップボードの立て掛けスリットの位置を少し手前に持ってくる。その分、トレーボックスのスペースが、少し狭くなります。トップボードの後ろ側には、スペースは狭いですが、小物を入れる分のスペースができます。この案であれば、トップボードの使用時に、マルチボックス自体を動かす必要はありません。
一応、宿題として、共に預かり、次回までに決めていこうかという形になっています。
修正点は、その部分だけで、他は概ね問題なく、この宿題の解決とともに、材料取りのスケジュールを、今月の早めの段階にて、日程を組んでいければと思っております。
10月の進行が、少し立ち止まってしまい、年内の納品は厳しそうなので、年明け早々の納品を目指していけるように、製作の段取りを組んでいきます。
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上記の出張に関しては、リデザインの案件とは別のオリジナル商品の開発に関わる内容となっています。そのオリジナル商品の開発において、年間を通して、月毎に該当する木材(12種類)の安定的な材料の供給の対応・確保ができるのかどうか?可能な方法を見つけるために、各地の材木メーカーさんや問屋さんにお伺いして、確認と打合せをしてきました。
その状況と、オリジナル商品の詳細に関しては、もう少し具体化してきましたら、ブログでご紹介をさせていただければと思っております。木材の奥の深さも、新たに知ることができて、学びも多き、有意義な機会となりました。
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