オリジナルのトレーを製作し、友人へのクリスマスプレゼントとして贈りました。この秋口に、その友人と一緒に行った大谷町の採石場で頂いてきた大谷石の端材を使っています。
大谷石は、まだ日本が海の底だった時代に、海底火山の噴火により噴出した火山灰などが海中に堆積し、長い年月をかけて固まってできた凝灰岩の一種です。柔らかくて加工もしやすく、軽量であるため、古くから幅広く活用されています。
カットした大谷石を、トレー台座の外周を縁取るように配置します。
インテリアコーディネーターで、海が大好き、趣味はサーフィンの友人への贈り物ということで、「海」をテーマに、鮮やかなブルーが印象的な作善堂というメーカーのカラータイルを敷き詰めます。
友人は、昨年、半年ほど高知に暮らし、思い出深い高知の海で拾われたという流木を、ウッドタイルに加工します。
必要な箇所にマスキングを施し、大谷石とカラータイルとウッドタイルの隙間の目地をコーキング材で塞いでいきます。
コーキング材が乾いたら、目地の処理を綺麗に施し、全体を磨いて仕上げます。友人のライフスタイルを意識したオリジナルのトレーの完成です。ちょっとした憩いのひと時のティータイムに使ってもらえると嬉しいです。
友人が、写真を送ってくれて、フェイスブックにも記事を掲載してくれました。
工房エイトジーの掲げる「リデザイン」の基本は、
リペア(修理・修繕・修復)が難しい対象品の素材を部分的に生かし、
新たなアイテムに作り替えるという考え方です。
愛着のある品が壊れたりしてしまった際などにおける
解決策の一つの選択肢として、ご提案しています。
愛着のある品に関して、何か困っていることなどがありましたら、
お気軽にご相談ください。
あなたの想いや感謝の気持ちに寄り添いながら
リデザインしていきます。
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remember(心に留める) , remind(思い出す) , redesign(新たなデザイン) .